赤瓦屋根葺きワークショップ②

 

 

 

前回の続き…


まずは、赤土練りから。
島にある赤土に水と砂を入れて
ひたすら踏む、踏む、踏む、踏む。

徐々に粘りがでてきます。
本来は、これを何ヶ月か熟成させて使うのですが
今回はすぐに使うためちょっと多めに水分を含ませます。

今回の先生も島の大工さん。
練った土を編んだユッツルの上に
載せていき、目印を付けた間隔で
赤瓦を置いていきます。

ちなみに、今回使用した赤瓦は
手作り瓦と言って、昔、島でも生産されており
木の型に粘土を巻いて作られる手作りの瓦。*詳しくはこちら
そして、民家解体時に保存されていた瓦を使用するため
まずは瓦に付いた漆喰を剥がす作業から。

手作り瓦の特徴は、様々な厚み、歪みがあること。
なるべく同じ丸みがあるものを選ぶのも一苦労。

女瓦=メス瓦、男瓦=オス瓦
メス瓦を下に並べて、間にオス瓦を載せていきます。


メス瓦は扇型になっています。
スタートは、裾広がりで2枚重ねて置きます。(上の写真参照)
10㎝ほど隙間をあけて、1枚ずつ土を置きながら重ねていきます。
寄棟斜めの部分は、合わせてカットします。

そして、オス瓦をメス瓦の間に重ねていきます。
雨漏りしないように土をたくさん入れてオス瓦を載せます。

初めての作業でしたが
泥だらけになりながら
失われつつある伝統工法を
身を以て体験し
それぞれの思いを
募らせたのではないでしょうか。

先生と受講生と。

次は最後の工程
“漆喰塗り”です。