グック(石垣)積みについて

沖縄の石積みには大きく分けて、野面積み、切石積み(布積み、相方積み)があり、竹富島の石垣はすべて野面積みで積まれている。

野面積み
「野面」とは、加工していない石のこと。その名の通り、自然の岩や石をそのまま組み合わせる、最も古い技法。

 

布積み(別名 豆腐積み)
直方体に加工した石を一段ごとに高さをそろえ、ブロック状に積み上げる。
門の周辺などにこの技法が用いられ、大きな石を積むことで強固に仕上がる

 

相方積み(別名 亀甲乱積み)
互いにかみ合うように、石を多角形に加工して積む技法。強度と耐久性に富む。

 

グックの積み方ー野面積み

1 石の選別
角石、天端石、根石、胴石、腹石の順に選ぶ。

根石:奥に長く、中心が平らであること
角石:三方向か四方が90度であること
腹石:石積みの間に入れる小さな石
胴石:上にのせる意思を安定できること
天端石:天部と前面が平らであること

 

2 施行
野面積みは一つの石を3点で支えることが基本。
石の中心線が水平になるよう、安定感のある石積みをする。
大中小の石の組み合わせが大事。
石の面をそろえることが大切。
角の根石→根石→胴石→天端石の順に積み上げていく。

良い例
悪い例